
なんか季節がえーかんあってどれが正しいかわからにゃー
日本の四季
実は日本の四季を「日本として定める暦」は存在しません。
季節を考えるのもいとをかし…ということなのか、実に日本らしい季節の捉え方ですね。
ですが、現代の四季の認識は二十四節気に非常に近いです。
これは現在のカレンダーで使われているグレゴリオ暦(太陽暦、西暦)と同じように太陽の動きから作られた暦であり非常に精度の高いものです。

グレゴリオ暦でも約3200年ごとに1日のずれが起きる程度の精密さなのに、約4万3500年ごとに1日のずれが起きる修正案が提案されてるんだって。
実際に現代のカレンダーを見ると、少なくとも二至二分は記載されているものが多いですよね。天気予報でも「暦の上では」と二十四節気のことを指しているんですよ。
旧暦(太陰太陽暦のうち天保暦と呼ばれるもの)では月の満ち欠けを基準としていましたが、季節がどんどんずれてしまい、農耕者はとても苦労していました。そんな中、中国から伝えられたほとんど相違ない暦こそ「二十四節気」なんです。今でも農作業をしている方には欠かせない暦なんですよ!
ちなみに旧暦のカレンダーはあまり見かけませんが、グレゴリオ暦のカレンダーに月の満ち欠けが記載されたカレンダーなどで確認することができますよ!

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二十四節気ってどんなの?
まずは画像を見てもらおうじゃないか。どーん!

このように、季節の真ん中である「二至二分」と、季節の始まりである4つを足した「八節」が大元になっていて、二十四節気は八節の期間をそれぞれ3つに分けたより詳細な暦なんです。
ちなみに、お正月に「新春」という単語が使われているのは、グレゴリオ暦でいう2月が旧暦では正月の時期だった名残なんですよ。表を見てもらうとわかると思いますが、春なんですね。
現在の日本の四季の体感は、気象庁の採用している3月から春という考えが一番近いようにかんじますね。これは、二十四節気が中国の暦で、日本よりも中国の方が少し早く暖かくなるために起きてしまうずれによるものなんですよ。
二十四節気よりも詳しい七十二候なんてものもあるのですが、ちょいと面倒なので割愛します。どうしても気になる方は見た中でもわかりやすいかもしれないこちらの記事に飛んでください。
結局四季の区分って?
二十四節気でいうと、2月.5月.8月.11月
気象庁のデータでいうと、3月.6月.9月.12月
ですが、一般的にも立春、夏至、秋分、冬至の日は話題に上がりやすいので覚えておくといいと思いますよ!また、行事(節分や彼岸等)は二十四節気をもとに作られているので、日にちが分からなくなったらカレンダーを見ましょう!
服を決めるときはデータに基づいている、各地域の天気予報を参考にしてくださいね!

ちなみに、ドラマやアニメは年度で区分して四月(春)から始まるので春アニメ、春ドラマと呼ぶんだよ。

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